2016年 10月 16日
5時起床。 昨夜に荷物の準備を済ませてたので、朝食にトースト2枚焼いて食べてレースのウエアに着替えて出発。 とりあえずレースで事故った時用に輪行袋とか着替えとかスニーカーをリュックに詰めた。 6時前に家を出て多摩サイで川崎方面へ。 河口側は分岐が多く、また走り慣れていない自分は迷ってグラウンドに出てしまう事数回。 でも早朝という時間帯もあって予定通り川崎を通過。 レース会場は港の倉庫街にあり、キャプテンの話ではコンビニも少ないらしい。 心配性の自分は10㎞手前のコンビニで買い物を済ませる。 昼用におにぎり2個とどら焼き1個、あと水2L。 買った荷物の重量が背中にのしかかり会場までの道のりが非常にツラかった。 そこから工業地帯を抜けて、島に渡る海底トンネルが自転車で通過するには怖すぎる雰囲気。 (というか通ってはいけない) 前に調べたところ歩行者用通路がとこかに有るらしい。 キョロッてると第一自走人発見。 シレッと距離を置きついていくと、地下に通じる階段があり歩行者用のトンネルがあった。 壁一枚となりは車道になってるっぽく、しかも直線なのに出口が見えない位に距離が長い。 そしてここは自転車を押して通過する決まりなので、向こう側へ到着する頃にはクリートが無くなっているだろう。 という事も想定してクリートカバーを持って来といて良かった。 予想外に時間を費やして地上に戻り、少し迷いながらもレース会場に到着。 既にスタートまで1時間しかなかったので急いで出走の準備。 ところで中川のフォークが細すぎて計測チップのタイラップをきつく締めても落ちてくる。 仮に留まってても5時間走ってるうちに間違いなく動くのと、フロントホイールに巻き込むとシャレにならないので、会場の係員にガムテープを借りて更に固定。 ジャージにゼッケン付けて一周だけ試走した。 一箇所コース幅を半分に狭めてる区間があり、そこの路面が酷いとキャプテンから聞いていたが。 実際走ってみると本当に酷かった。 ゆっくりあえて悪いところを通ってみたけど、その時点で既にパンクするんじゃないかと。 弱虫ペダルの格好した人達もいて、本気度から何かのイベントかとも思ったが。 本気のコスプレだったっぽい。 とかやってると召集かかってスタート地点に整列する。 5時間エンデューロ/ソロ 41周 3位 5時間部門は最前列に整列してスタート。 すぐに後方から3時間クラスが追いついてきてそのメイン集団に乗る。 最初は集団も大きくて、ほとんど踏まなくても巡航できる感覚。 ただコースに2箇所あるヘアピンではゼロ発進を余儀なくされて、そこでは毎回全力で踏まないと前との差が開く。 とにかく加速時は中川が重い。 作戦は特に無く、3時間の集団内で前半をやり過ごして後半の2時間を走ろうと。 でも出来れば5時間クラスにこの前半で差を付けときたかったので、集団内に居ない人達はラップするつもりでいく。 なので先頭のローテにも加わってペースを上げる。 1時間半が経過して集団内に同じクラスは自分含めて3名。 この時点で1~3位はこの3名に決まったと思った。 そして2時間経過時からふくらはぎがピクピク。 走りながらそのピクピクポイントが膝裏から足首の間を動き回る。 ヘアピンの加速が少しツラくなってきたが、同クラスの2人はまだ集団に残ってるので離れられない。 3時間クラスが残り一時間を切ると、集団は徐々に小さくなり強制的に先頭付近はローテに加わる。 他の5時間クラスはどのペースで走ってるのかは分からないけど、先頭集団はこの時点で多分全員をラップした。 ただ自分は脚の痙攣が太腿にまできてて、これ午後走れんのか?と実は思っていた。 あと例のガタガタ区間もレースの速度で入ると自転車が壊れるんじゃないかというくらいの衝撃。 実際に落車も起きていた。 3時間クラスも最終ラップに入り、結局最後まで先頭集団で午前中を終える。 自転車に乗ってる時は良いが、降りた瞬間から始まる筋肉の硬直。 脚の至る所が痙攣し始めて、自分の荷物置き場までは変な歩き方になってしまった。 とりあえストレッチしようと前腿を伸ばすとそこが攣り。 内腿を伸ばすとそこもまた攣り。 アキレス腱を伸ばすとふくらはぎが攣った。 俺これって。。まさか力尽きてないか?と。 午後の2時間どうしようかと。気持ちが逃げそうになってた時はーちゃん登場。 トレンチコートにベレー帽、ファーのスニーカーで手を振りながら歩いてくる姿が場の雰囲気と真逆だった。 「お待たせ。応援に来たよ♪」という言葉に逃げ道を塞がれる。 後半開始の直前まで自分でマッサージしてると筋肉がだいぶ柔らかくなり、スタート5分前に召集場所に着くと既に全員整列してた。 そんな感じで後半戦2時間スタート。 ※このレース唯一の写真(後半スタート時)。その他は何処にいるのか分からなかったらしい。 午前中同様、最前列からスタートしたので後方から来た2時間クラスの集団に乗る。 脚は幸いにも復活してて、ピチピチの集団内でも普通に走れた。 ただ2時間クラスだけあってペースが速く、ヘアピン立ち上がりの加速は初っ端から苦労する自分。 そして40分経過したくらいからまた脚の痙攣が始まる。 ちなみに昨夜から今日まで梅丹の脚を攣らないタブレットを飲んでたけど、多分そんな問題ではない。 そしてスプリント時には前腿まで痙攣が始まった。 完全に攣ってしまうともう後がないので気を遣いながら走るも、そうなると段々集団後方に追いやられる。 そしてコーナー立ち上がりで前と2m開いた差が詰められずに切れる。残り1時間弱。 後方の第二集団とも相当離れていたので、宙ぶらりんな自分は速度が一気に10㎞/h落ちる。 向かい風区間はもう苦行以外の何でもない。 正直レースという事を止めてしまった時点でもう自転車を降りようとも考えたが。 それ以上に沿道に居るはーちゃんに怒られる事が怖かった。 ヒラヒラ力尽きて走る自分に大きく手を振ってくれて、とりあえずそれにピースで答えたが。 ピース出来るなら走れと。イラッとしたらしい。 「ヒラヒラっていうけど、ほんまにヒラヒラ走ってたわw」とも後に言われた。 背中に手突っ込んで昨日買った梅丹本舗のGELを飲む。 気合いが入るらしいが、この時はとにかく少しでも元気になりたかった。 でもこれすごかった。本当に元気になった。 梅の酸っぱさとかも色々あってか、抜けてた魂が一瞬で戻ってきた。 頭が切り替わって意識が戻る。 そのタイミングで後方から第二集団が追いついてきて乗っかる。 しばらくヒラヒラしてた自分も少し脚が復活してて、ローテに加わって走り残り20分。 その後すぐ後ろから第一集団が来て、抜かれるタイミングで合体してしまう。 本来勝敗に関係しない周回遅れは絡んではいけないのだが、分断する気配もなく結局そのままゴールまでなだれ込んだ。 ド平坦での5時間エンデューロ。今日の疲れ具合だともてぎの7時間の方が楽だった。 また5時間クラスにエントリーしてた方々もパキパキのレーサーは少なく、完走目的の方が大半だったと思う。 なのでこの3位は競い合った感じではなかった。 でもはーちゃんも応援に来てくれたし、楽しかった事には変わりない。 あと落車も無く無事に終えて良かった。 チームジャージで久々に表彰台にのった。 撤収は4時くらいになり、はーちゃんはバスで川崎駅まで、自分は自走で家路につく。 ちなみに歩行者用のトンネルはこんな感じ。 多摩サイの夕焼け見ながらのんびり帰って帰宅はほぼ同時だった。 自走も含めてこの日の走行距離は250㎞。 相当疲れてた事もあり、帰宅後は夕食の時もお酒を全く飲みたいと思わず。 ただ水ばっかり何杯も飲んでた。 夜に我が家のキッチン用マットが到着。 これを逃したらもう出会うことが出来なかったであろうチュニジア製の絨毯。 本国では廊下用として作られているらしい。 かわいい。。
by ccc0004
| 2016-10-16 23:00
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